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 新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、格別なるご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
本年も何卒、ご愛顧の程よろしくお願い致します。
 2010年の年頭にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。
 弊社は本年、1804年(文化元年)の創業以来206年目、養蜂部創設の1887年(明治20年)以来123年目を迎えます。業界最古の歴史を有し、日本の養蜂業と共に歩んでまいり、日本の養蜂の歴史がそのまま弊社の歴史でもあります。
 昨年は岐阜市制120周年の年で、岐阜新聞の市制120周年特集に、近代養蜂発祥の地岐阜にあって、その先駆者としての歩みの記事が掲載され、地域の人々のご理解を深めて頂くことができました。
 さらに、昨年11月18日の日本経済新聞朝刊の全国版に、「200年企業」として紹介記事が掲載され、全国の読者の皆様の間で大きな反響があり、多くの激励のお言葉をいただくことができました。
 弊社は本年も、「200年の歴史と伝統を礎に!」を合言葉に、事業を継承し発展させるべく努力をしてまいりたいと思います。
 さて、昨年は一年間を表す漢字が「新」であったように、世界ではアメリカのオバマ大統領の就任や中国の経済での大躍進といった新たな潮流が一層加速されました。又国内では、新政権が誕生し、新たな政治がスタートしましたが、内外の我々を取り巻く環境は一段と厳しくなっています。少子高齢化の中で国内市場の縮小、地球温暖化等の環境悪化による数々の弊害、とりわけ養蜂業界におけるみつばち崩壊症候群は、今年さらに大きな社会問題化すると思われます。強い逆風が吹く中、人間一人ひとりが、企業はじめあらゆる組織体が、明るい未来の実現、豊かで美しい地球の再生に最善の努力をすべき時が致来し、もはや先送りはできない状況にあります。
 そんな中、弊社は社会の一員である自覚を全社員が持ち、社会性を大事に、社会に貢献できる企業を目指しております。
 さらにお客さまには、お役に立てるサービスを提供すべく最善の努力を尽くします。
 「200年の信用」、「お取引先さまとの固い信頼」を一層強め、最古の歴史、最新の技術、最高の品質をもってお客さまのニーズに応える所存であります。
 その為に弊社は、研究開発にさらなる重点を置き、現在行っています産官学の研究を一層進めてまいります。
 さらに、社員のレベルアップ化と設備の増強を図り、国内の不況下で逆風が吹く中ではありますが、チャレンジの精神で投資を進めてまいりたいと思います。
 事業は、@養蜂事業 AOEM事業 B蜂産品原料製造販売事業(B to B)を核として、本年は特に昨年立ち上げました、AKI PURE(アキピュア)事業(B to C)をより発展させるべく、マーケティングを展開し拡大を目指していきます。
 弊社は、未だ至らぬ点もあり微力ではありますが、全社員一丸となって邁進致したく、お客さま、お取引先さまの益々のご指導・ご鞭撻を切にお願い申し上げ、年の初めのご挨拶とさせていただきます。

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